
こんにちは「ほこり」です
猫を飼い始めて最初の1週間は色々と心配が尽きない期間ですよね?
特に初めて猫を飼う人にとっては、猫がとる行動や仕草ひとつひとつが気になり

餌を食べないけど大丈夫だろうか?

トイレの間隔が長い気がする…
などと心配になり「猫 〇〇 大丈夫?」などと頻繁にスマホで検索しがちです。
今回は、これから猫を飼う予定の人や飼い始めたばかりの人がやりがちな、猫を飼い始めて最初の1週間でやってはいけない飼い主の行動について説明をします。
この記事を読んでいただけると、猫を飼い始めたばかりの不安が半減するはずです。
猫の様子を常に気にする
猫を飼い始めて1週間くらいの間は、「何をしているのかな?」「大丈夫かな?」「不安じゃないかな?」と心配になるものです。特に子猫の場合だとその気持ちは強くなるでしょう。
その結果10分おきに近づいて話しかけたり、何度も何度も様子を見に行くという人がいますが、慣れない環境の中、過度に話しかけられたりすることは猫にとっては強いストレスになり、逆に環境に慣れるまでに時間がかかってしまいます。
家に来て初日~3日目くらいは、食事量が少なくなったり便をしないということはよくありますので、その際にも不安にならずに様子を見てください。
人間も新しい環境に行くと、食欲を無くしたり眠れなくなったり、便秘がちになるという人もいますが、猫は人間の数倍繊細な生き物です。ましてや全く知らない人・環境の中に突然訳も分からずに身を置くことになったのですから当然のことです。
最初の1週間は遠くから温かい目で見守ってあげることはとても大切です。
猫を無理に触ったり抱っこする
猫は新しい環境に、ただでさえストレスが強い状態にあります。
猫は本来自分の意思で行動をする動物であるため、コントロールされることを極端に嫌います。そのため無理に触られると、「捕まえられた=危険」と本能的に感じ人間に対して恐怖を覚え、懐きにくくなってしまいます。
心配だから抱っこをしてあげるというのは逆効果。
信頼は「猫の方から近づいてくる」ことで育つと認識しておきましょう。無理に飼い主から接触するよりも、猫のペースに合わせて待つ方が信頼関係ができやすくなります。
猫からすり寄って来た時にも、最初は抱っこをするのではなく軽く鼻先を触ってあげる程度にしておき、嫌がるそぶりがあればそれもすぐにやめましょう。
猫が鳴いている時に構いすぎる
家に来たばかりの猫が「ニャ~」と小さな声で鳴く場合があります。

鳴いている…ヨシヨシ
どうしたの?大丈夫ー?
このような行動をしてしまう飼い主はとても多いと思います。
しかし家に来たばかりの猫に対して、この行動は決して良いことではありません。
猫が鳴くときには「甘えたい」「構ってほしい」という場合が多いため、「(猫)鳴く→(飼い主)構ってあげる」という関係を作ってしまうと、将来的に「構ってくれるまで鳴き続ける」ような猫になってしまう可能性があります。
飼い始めは鳴く姿が心配で愛おしいため、飼い主もたくさん構いたくなるとは思いますが、これからの長い猫との生活を考えた時にはそのようにできない場面は多くあるでしょう。
最初の1週間は、鳴いたときにも軽くヨシヨシとする程度にしておき構いすぎないようにすることが、その後の猫との良い距離感を保つことにつながります。
しつけをするために叱る
トイレを失敗してしまった猫に…

こらーー!
ダメでしょ!!
こんな感じで、悪意なく厳しく叱る人もいます。
しかし猫は「なぜ叱られているのか」ということを理解することができません。しかも飼い始めで信頼関係が全くできていない場合には

この人、怖い…
と思ってしまい、新しい飼い主に対して距離を取るようになってしまいます。怖がりな性格の猫や保護猫で人間に対してトラウマを抱えている猫の場合には、その後の関係性は難しいものになってしまいます。
→【参考記事】初めて猫を飼う人は保護猫がおススメな5つの理由 ~保護猫を飼うとこんなにいいことが~
「しつけをするため」という思いから、環境にも慣れていない猫を叱ることはしないようにしましょう。
ちなみに猫のしつけをする場合には、環境を整えてあげ、猫の良い行動を引き出すことをするということが大切になります。
まとめ
猫を飼い始めて最初の1週間でやってはいけない飼い主の行動には以下の4つがあります。
どれも猫を飼って間もない人がやってしまいがちな行動であるとは思います。しかしこれらをやることで猫に嫌われてしまったり、その後の関係性が難しくなってしまうような場合もあります。
最初は猫も人も不安だとは思いますが、すぐに慣れ、猫と飼い主の間の信頼関係も出来ていきますので、不安にならずに猫との生活を楽しいものにしていきましょう。
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