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猫の里親になるとは? 猫の里親になるための条件や費用、流れを解説

猫を飼いたい人
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猫と人が一緒に暮らすまでの過程は、猫も人もそれぞれです。

ペットショップで購入をする、ブリーダーから直接購入する、知人から譲り受けるなどさまざまですが、中に里親になるという方法もあります。

近年では有名人も保護猫の活動をしている人も多く、頻繁にニュースに取り上げられることもあるため、猫の里親になる人が増えてきています。

今回は猫の里親について詳しく解説をしていきますので、猫の里親になろうかと考えている方はぜひ参考にしてください。

ペットのおうち

猫の里親とは?

保護された猫や飼い主が飼うことができなくなった猫を引き取り、新しい家族として迎え入れる人のことを里親といいます。つまり「猫を譲り受けて飼う人」のことで、里親になるためには猫を家族として迎える覚悟や準備が必要になります。

これからよろしくねー!

猫の里親はどこで募集しているの?

猫の里親を募集している場所には以下のようなところがあります。

  • 動物保護団体(※1)
  • 保護猫カフェ:猫と触れ合うことができ、気に入ればそのまま飼うこともできる
  • 譲渡会:地域の地区センターや会館、ペットショップ、ペットサロン、個人宅などさまざまな会場で開催されている
  • 里親募集のサイト(※2)
  • 動物病院

※1 出典:日本犬猫ライフサーポートハウスNINLISH  ※2出典:ペットのおうち

ネットで色々と調べて見よう

猫の里親になるための条件は?

猫の里親には誰もがなることができるわけではありません。譲渡元によって多少の違いはありますが、以下の点は基本的な条件として求められる場合が多いです。

  • 最後まで責任をもって面倒を見る覚悟がある
  • 一緒に住む家族全員が同意をしている
  • ペット可の住居であること:賃貸の場合には、「ペット可」と明記されている契約書が必要な場合もあり
  • 経済的、時間的な余裕があること:生活保護受給者は難しいことが多い
  • 完全室内飼いができること
  • 先住の猫がいる場合には、去勢避妊手術を済ませていること
  • 高齢者の場合には、何かあった時に代わりに世話できる人が必要な場合もある

それ以外にも、私自身は以下のような条件を確認されたということを耳にしたことがあります。譲渡元によって違いがあるので、気になる猫がいた際には詳細を確認をしてみましょう。

  • 出産を控えていたり、小さな子どもがいる
  • カップルで同棲をしている
  • 転勤の可能性がある

色々と厳しく設定されているけど

再度保護猫を生み出さないように

するためには大切なことばかりだよ

猫の里親になる時にかかる費用

猫の里親になるときの費用は、無料の場合もありますが、多くの場合1~5万円程度かかります。猫自体に費用はかかりませんが、「譲渡費用」や「医療費の一部負担」として求められることが多いようです。

よくある費用の内訳

  1. ワクチン接種代:3,000~6,000円
  2. 避妊・去勢手術代:10,000~25,000円(性別や地域によって差あり)
  3. 健康診断・血液検査代:5,000~10,000円
  4. マイクロチップ登録:3,000~5,000円
  5. 寄付金:5,000円~20,000円(保護団体が今後も保護活動を続けられるようにするために寄付をする費用)

小さな子猫の以外の場合であれば、ワクチン・避妊去勢手術などを済ませてから譲渡されることが多いです。また譲渡後にはご飯代、トイレ代、必要物品代がかかりますので資金的に余裕を持たせておく必要があります。

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里親になる流れ

里親になる流れは大まかに次のような感じです。

  1. 保護団体や譲渡会、動物病院、ネットの掲示板などで迎え入れたい猫を探す
  2. 里親募集者に連絡をする
  3. 里親募集者とやり取りをし面談やアンケートに答える(猫を大切にしてくれるかどうかの確認のため)
  4. トライアル期間がある場合も(猫と相性を見るための仮の同居)
  5. 正式に譲渡契約を結ぶ
  6. 猫と新しい生活をスタート
ペットのおうち

猫の里親になるデメリット

慣れるまでに時間がかかる

保護猫の場合にはネグレクトを受けていた場合があり、人間に対して不信感を持っている場合があります。また前飼い主に愛情たっぷりに育てられた猫の場合には、前飼い主のことを忘れることができず、新しい飼い主に心を開くことができないこともあります。

いずれにしても慣れる場合に数週間~数か月かかると思いましょう。

きみは慣れるの早すぎです…

しつけが難しい場合がある

トイレや爪とぎの場所などですでに癖がついている場合には、新しいしつけをしたとしてもなかなか覚えてくれません。

特に成猫の場合になると以前の癖が抜けないこともあります。

病気や怪我を持っている可能性がある

保護された時点ですでに病気や怪我を持っている場合もあります。

信用できる譲渡先であれば情報を開示してくれますが、隠した状態で譲渡される場合もあるためしっかりと確認をしておく必要があります。譲渡後に隠していたことが分かった場合にはお返しすることもあるという契約をしておくことも必要かもしれません。

あえてそのような猫を引き取って育てるという方もいますので、怪我や病気を持っている場合に里親が見つからないということではありません。

福山雅治さんが片腕が生まれながらなしてない保護猫を引き取って飼っているというのは、とても有名な話ー!

福山雅治さん、本当に素敵です💗

譲渡までのプロセスが面倒

ペットショップで購入する場合には即日に連れて帰ることができますが、里親になるためには様々なプロセスを踏む必要があるため、時間も労力もかかります。

場合によっては何度か譲渡先へ足を運んだり、さまざまな書類を提出することが必要な場合もあります。

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まとめ

里親として猫を迎えることは、時には大変なこともありますがその分喜びも大きいです。猫が心を開いてくれ絆が深まるにつれ、猫の存在がどれほど大切かを実感することができます。

自分自身が高齢のため、若い猫の里親になると長年世話をすることができない可能性があることを考慮し、高齢の猫の里親になって、「老々介護だよ」と笑って話してくれる方も私の身近にいます。

猫の里親になるということは、猫にとっても人にとってもかけがえのない時間になるはずです。

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