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猫のエサは「置きエサ」と「時間管理」どっちがいい?メリット・デメリットを徹底解説!

猫の生活のこと
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こんにちは「ほこり」です

猫にキャットフードを与える方法には、「置きエサ」と「決まった時間に与える」2つのスタイルがあります。この2つのスタイル、どちらが正解というわけではなく、猫の性格や飼い主のライフスタイルによって最適な方法は異なります。

この記事では、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説し、あなたと愛猫にぴったりな食事スタイルを見つけるためのヒントをお届けします。

【参考記事】ピュリナワンはコスパ最強のプレミアムキャットフード!人気の理由とおすすめポイントを徹底解説

そもそもどんなキャットフードを与えたらいいの?という方は上の記事を見てください!

置きエサとは?忙しい飼い主に人気の給餌スタイル

「置きエサ」とは、キャットフードを常にエサ皿に入れておき、猫が自分の好きなタイミングで自由に食事をとることができる給餌方法のことを指します。

このスタイルは、時間に縛られず猫が好きなときに少しずつ食べられるため、猫本来の食事リズムに近い方法ともいえます。自然界では猫は一度に大量の食事をとらず、狩りのたびに少量ずつ摂取する傾向があるため、「置きエサ」はその本能的な行動にも合っています。

忙しい現代のライフスタイルに適しているので、多くの家庭で採用されているスタイルです

忙しい人にぴったり!「置きエサ」で得られる主なメリット

手間がかからず時短になる

「置きエサ」の最大のメリットは、飼い主のライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる点です。例えば、仕事や家事で日中は家を空けがちで、毎回決まった時間にキャットフードを用意できないという飼い主さんにとって、毎回エサを用意する手間がなく「置きエサ」はとても便利な方法です。

→【参考記事】猫は留守番させても大丈夫? 留守番は何日まで可能か ~留守番時間ごとの対策を解説~

猫のストレスが少ない

猫のストレスが少ない点も「置きエサ」の大きなメリットの一つです。

猫は本来、少量ずつ何度も食事をとる習性がありますが、決まった時間にしかエサがもらえないと、お腹が空いているのに食べられずにイライラしたり、不安を感じたりすることがあります。そのため、「ごはんまだ?」と飼い主に催促したり、過剰な鳴き声を出したりすることも珍しくありません。

しかし、「置きエサ」ならいつでも自分の好きなタイミングで食事ができるため、空腹のストレスを感じにくく、精神的にも落ち着いた状態を保ちやすくなります。結果として、ストレスが軽減されることで健康面にも良い影響を与え、安心して暮らせる環境作りに役立つのです。

猫は本来、自分の好きな時間に食事をとり、好きな時間に眠る自由な生活スタイルを持っています。基本的に自由気ままに過ごす生き物です。

置きエサのデメリットとは?猫の健康や安全面でのリスク

食事量の管理ができず、肥満になりやすい

猫は本来、狩りをしながら少しずつ食事を摂る習性があります。しかし、置きエサは好きなときにいつでも自由に食べられる状態で与えられています。

このスタイルは飼い主にとって便利ですが、猫は自分で適切な食事量をコントロールできず、与えられたフードを際限なく食べてしまうことがあるため、猫の健康にとって大きなリスクとなる可能性があるのです。

その結果、知らず知らずのうちに必要以上のカロリーを摂取し、肥満につながるケースが多く見受けられ、肥満は単なる見た目の問題に留まらず、糖尿病や関節炎、心臓病など、さまざまな健康トラブルの引き金となるため、非常に注意が必要です。特に室内飼いの猫は運動量が限られているため、食べ過ぎによる体重増加のリスクが高まります。

衛生面に不安がある

長時間キャットフードを置きっぱなしにすると、ゴミや虫、埃が混入してしまい、猫がそれらと一緒に食べてしまうため衛生的とは言えません。

さらに、数回に分けて食べることで猫の唾液がフードに混ざり、雑菌が繁殖する恐れもあります。特に夏場は菌の繁殖が活発になるため、衛生面には十分な注意が必要です。

→【参考記事)猫の餌の保存の仕方 猫の餌を無造作に置いておいた結果、虫が発生した

保存をしっかりしないと参考記事のように大変なことになります…

鮮度が落ちるため注意が必要!

置きエサとしてキャットフードを長時間そのままにしておくと、時間の経過とともに鮮度が徐々に低下してしまいます。

特に、湿気や気温の変化に非常に敏感なキャットフードの場合は、品質の劣化が起こりやすく、食感や風味が大きく変わってしまうことが少なくありません。

例えば、湿度が高い環境ではフードがしっとりと湿ってしまい、本来のパリッとした歯ごたえが失われることがあります。また、高温になると油分が酸化しやすくなり、味や香りに異変が生じる場合もあります。こうした変化は猫にとっては非常に不快であり、食いつきが悪くなったり、食べるのを嫌がってしまうことも多いのです。

料理は鮮度が大事だよねー

決まった時間に餌を与えるメリットと注意点

「決まった時間に与える」とは、猫に毎日ほぼ同じ時間帯に餌を与えるスタイルのことを指します。

具体的には、朝7時、昼12時、夜7時など、日々の食事時間を固定しておくことで、動物の生活リズムを整え、健康管理や行動習慣の安定に役立てる方法です。

決まった時間に餌を与えることで得られる3つの大きなメリット

肥満予防に効果的!猫の食事量を管理することができる

「時間を決めてエサを与える」ことで、猫の食事量を正確に管理することが可能になります。この方法は、猫が必要以上に食べ過ぎてしまうことを防ぎ、健康的な体重を維持するうえで非常に効果的です。

特に、猫は自分で食事量の調整があまり得意ではないため、自由に食べられる環境ではつい食べ過ぎてしまい、肥満や生活習慣病のリスクが高まる傾向があります。決まった時間に、決まった量のキャットフードを与えることで、過剰なカロリー摂取を防ぎ、消化のリズムも整いやすくなります。

また、毎日の食事量と食欲の変化を把握しやすくなるため、体調不良や病気の早期発見にもつながります。

健康第一~🎵

ダイエット!

キャットフードの鮮度を保って猫の健康を守ることができる

毎回の食事のたびに、新しいキャットフードを袋から取り出してエサ入れに入れることで、猫は常に清潔で新鮮なごはんを食べることができます。

キャットフードは時間の経過とともに湿気や空気に触れて品質が劣化してしまうことがありますが、この方法であれば、酸化や風味の低下を防ぐことができ、猫の健康維持にもつながります。

特に嗅覚が鋭い猫は、少しの変化にも敏感です。だからこそ、毎回新鮮な状態で与えることが、猫の食欲を維持し、快適な食事環境を整えるためにも非常に大切なのです。

猫の生活リズムを整えることができる

決まった時間にエサを与えることで、猫は自然とそのリズムに合わせて生活のサイクルを整えるようになります。

たとえば、毎日同じ時間にごはんがもらえるとわかっていれば、その時間に向けて自然と体が活動モードになり、逆に食後にはリラックスして休息する習慣もつきやすくなります。

このように規則正しい食事のリズムは、猫にとって心身ともに安定した状態をもたらします。

「時間を決めてエサを与える」ことのデメリットとは?

規則的な給餌は手間も増える?飼い主の負担とは

忙しい生活を送っている人にとって、毎回キャットフードを用意し、その都度エサ入れに移して猫に与えるという作業は、意外と手間に感じることがあります。

とくに朝の出勤前や帰宅後で疲れている時間帯に、「エサの準備をする」というひと手間が加わると、思った以上に負担になることも少なくありません。

また、急な残業や外出の予定が入った場合など、給餌の時間がずれてしまうと猫に申し訳ない気持ちになったり、自分自身が焦ったりしてしまうこともあります。

このように、時間を決めてエサを与えることにはメリットが多い一方で、飼い主のライフスタイルによっては「継続するのが難しい」と感じる場面も出てきます。無理なく続けるためには、自動給餌器の導入や家族との分担など、負担を軽減する工夫が必要になるかもしれません。

エサをあげてる時間が惜しい・・・

 →【関連記事】猫の自動給餌機ってどうなの? 自動給餌機のメリット おススメの自動給餌機を紹介

時間を決めた給餌が猫のストレスになることも

猫の中には、一度にたくさん食べるのではなく、少しずつ何回かに分けて食事を摂る習性を持っている子が多くいます。こうした猫にとって、「決まった時間にしかごはんがもらえない」という環境は、自分のペースで食べられないことになり、大きなストレスの原因となることがあります。

また、飼い主の都合で食事の時間がずれてしまった場合、空腹の時間が長くなることで猫はイライラし、不満を感じることもあるでしょう。とくに神経質な猫や、環境の変化に敏感な猫ほど、こうした些細なズレに強く反応してしまうことがあります。

結果として、飼い主に対してすり寄ってきたり鳴いたりするなどの「要求行動」が増えたり、時には攻撃的な態度を見せることもあるかもしれません。

このように、給餌のタイミングを一定に保つことにはメリットもありますが、猫の性格や生活リズムに合わない場合は、かえってストレスを与えてしまう可能性があるため注意が必要です。

お腹空いた~

「置きエサ」vs「時間を決めてエサを与える」あなたの猫に合うのはどっち?

それでは、「置きエサ」と「時間を決めてエサを与える」という2つのスタイルでは、結局どちらの方法が良いのでしょうか?

どちらが正解というわけではありません。大切なのは、飼い主の生活スタイルやライフサイクル、そして猫の性格や食べ方の傾向に合わせて、最適な方法を選ぶことです。無理なく続けられて、なおかつ猫にとっても快適で健康的な食事環境を整えることができれば、どちらのスタイルでも問題はありません。

こんな人におすすめ!「置きエサ」を選ぶべき

ネット上の記事では、「置きエサ」は衛生面の観点から極力避けたほうが良いとされることが多いです。

しかし飼い主が常にそばにいて、決まった時間にエサを与えられる環境にある人ばかりではありません。飼い主の生活スタイルを猫に無理に合わせすぎると、かえって飼い主自身の生活に支障をきたす場合もあるため、無理は禁物です。

長い年月にわたって猫との生活を楽しく続けていくためには、飼い主の無理が双方の関係に悪影響を及ぼすことを避けることが大切です。

お互いにとって心地よい環境をつくることが、何よりも重要です

「置きエサ」をする場合でも、以下の3つのポイントに注意すれば、問題なく安心して続けることができます。

  • 1日に1回はエサ入れを丁寧に洗うこと
  • 食べ残しは必ず捨てて清潔を保つこと
  • 1日に与えるエサの量をあらかじめ決めておくこと

実際に、私の周りで猫を飼っている多くの人が「置きエサ」を取り入れていますが、先ほど挙げた3つのポイントを守ることで、健康に悪影響が出ているという話は一切聞いたことがありません。

また、少量を何度かに分けて食べる習性のある猫にとっては、むしろ「置きエサ」の方がストレスなく食事ができるため、適している場合も多いでしょう。

飼い主さんに無理をしてほしくはないよ

「決まった時間にエサを与える」が向いている飼い主の特徴

飼い主に時間的な余裕があり、決まった時間にキャットフードを与えることができるのであれば、衛生面を考慮して「決まった時間にエサを与える」方法がおすすめです。

特に、エサをすぐに全量食べてしまうタイプの猫には、この方法が適しています。というのも、このような食べ方をする猫は、好きなだけ食べ続けてしまい肥満のリスクが高まるため、食事量やタイミングを管理することが健康維持に役立つからです。

決まった時間にエサを与えたいけども、時間あわせるのが難しい場合には自動給餌機をおススメします。常に使わなくても、必要時のみ使うこともできますし、必ず使う場面がやってきます。とても便利なアイテムなので、予算に余裕があればぜひ購入を検討しましょう!

まとめ:猫の給餌方法の選び方とポイント総整理

猫の給餌方法には大きく分けて「置きエサ」と「時間を決めてエサを与える」2つのスタイルがあります。それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが良いかは飼い主の生活スタイルや猫の性格によって異なります。

置きエサは飼い主が忙しい場合や、少量を何度も食べる習性の猫に向いています。衛生面での注意点を守れば、健康に大きな影響はありません。

一方、時間を決めて与える方法は、食べ過ぎを防ぎたい猫や飼い主に時間の余裕がある場合に適しています。規則的な食事は猫の生活リズムを安定させ、ストレス軽減にもつながります。しかし、飼い主の都合で時間を守れない場合は、猫に負担をかけることもあるため注意が必要です。

長く健康に楽しく暮らすためには、無理なく続けられる方法を選び、猫の様子をよく観察しながら調整することが大切です。

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