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【猫のしつけ】猫が名前に反応するようになるには?覚えさせ方の5つのコツ

猫のしつけ
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ほこり
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こんにちは「ほこり」です

猫に名前を呼びかけて反応が返ってくる瞬間は飼い主としてはたまらなく嬉しいものですよね。でも、「何度呼んでも無反応…」と感じたことはありませんか?

猫は犬のようにすぐに名前を覚える動物ではありません。しかし、適切な方法で根気よくしつけを行えば、ちゃんと名前に反応してくれるようになります。

この記事では、猫に名前を覚えさせるための5つのコツを詳しく紹介していきます。

初心者必見!猫に名前を覚えてもらうために大切な5つのこと

名前を繰り返し呼ぶことで猫は覚える?毎日の工夫とは

猫に名前を覚えてもらうための第一歩は、毎日何度も名前を呼ぶことです。猫は音に敏感で、自分に関係がある言葉を少しずつ認識していくので、繰り返し呼びかけることで「その音=自分の名前」と理解できるようになります。

ただし、やみくもに呼ぶだけではなく、タイミングや声のトーンなどにも工夫が必要です。

次の点を意識してみましょう!

  • ごはんやおやつの前に名前を呼ぶ
  • 遊ぶときやスキンシップの前に呼ぶ
  • 高めでやさしい声を心がける
  • 短い時間でも1日数回を意識

🐾 ワンポイントアドバイス

猫がリラックスしているときや、気分が落ち着いているときに呼ぶのがおすすめです。イライラしているときや集中して遊んでいるときは、名前に反応しづらくなることがあります。

「名前=いいことが起こる」と教えるポジティブ強化

猫に名前を覚えてもらうためには、「名前を呼ばれる=嬉しいことがある」という経験を積み重ねることも大切で、これは動物の学習理論に基づいた「ポジティブ強化(ポジティブ・リインフォースメント)」という方法です。

ポジティブ強化とは、ある行動の直後に良いことが起きることで、その行動を繰り返すようになる学習方法です。猫にとっての「良いこと」は、ごはん・おやつ・遊び・なでなでなど、個々に異なるため、その子の好みに合わせて行うことがポイントになります。

実践例です!例えばこんなことを実践すると良いですよ

  • 名前を呼んだ後にすぐご褒美をあげる
     →「○○!」と呼んだらすぐに「ちゅーる」など、お気に入りのおやつをあげる
  • 名前を呼んだ後に遊びの時間をつくる
     → 呼ばれて近くに来たら、猫じゃらしなどで一緒に遊んであげる
  • 「○○、いい子だね」など声かけとスキンシップをセットに
     → 撫でたり、優しく声をかけるだけでも猫にはご褒美になります

【関連記事】安心・安全!猫の「ちゅーる」を手作りしてみよう|簡単レシピと注意点を紹介

名前で叱るのは逆効果?しつけのNG行動

猫がイタズラをしたとき、つい「○○!ダメでしょ!」と名前を呼びながら叱ってしまった経験はありませんか?実はこれ、名前=嫌なことと記憶されてしまう逆効果のしつけになってしまうんです。

名前を呼びながら、次のような行動はNGです

  • 「○○!こら!」と名前つきで怒鳴る
  • 噛んだり引っかいたときに名前を連呼して叱る
  • 名前を呼んでから、ケージに入れる・病院に連れていく

しうけをするならこんな感じを心がけましょう!

  • 叱るときは名前を使わずに「ダメ」「こら」など短くシンプルな言葉で
  • 落ち着いた声で冷静に伝える
  • 問題行動の直後に注意する(時間が空くと効果がない)

猫はイタズラを防ぎたいときは、叱るよりも「そもそもそうならない環境作り(予防)」が基本です。猫は本能で動いているため、「ダメ」と言っても意味を理解するとは限りません。

【関連記事】猫にトイレの場所を覚えさせる方法|初心者でも簡単にできるしつけのコツ

猫が覚えやすい名前の特徴とは?長さ・語感のポイント

猫にとって、どんな名前が覚えやすいのでしょうか?猫の聴覚や性格に合った名前をつけることで、名前への反応率がぐっと高まると言われています。

豆知識!こんな名前が覚えやすいんです

  • 短くてシンプルな名前(2音節程度が理想)
     →「ミミ」「ココ」「ルナ」など、テンポがよくて呼びやすい名前がおすすめ。
  • 高めの音や語尾に母音が入っている名前
     → 猫は「ア」「イ」「ウ」といった高めの母音に反応しやすい傾向があります。
  • 呼ぶときに口の動きが大きくなる名前
     →「モモ」「ナナ」「レオ」など、はっきりとした発音ができる名前が有効です。
  • 同じ音を繰り返す名前
     →「ミミ」「メメ」「ココ」などのリズムがある名前は、猫にとって聞き取りやすいです。

呼び方の統一がカギ!家族全員で気をつけたいこと

猫が名前を覚えるには、「名前=自分のこと」という認識をはっきり持ってもらう必要があります。
そのためには、家族全員が同じ呼び方で名前を呼ぶことがとても大切です。

バラバラな呼び方をしていると、猫は混乱してしまい、どれが自分の名前なのか分からなくなってしまいます。

こんなことを家族みんなで意識しましょう

  • 名前は1つに固定し、全員で統一する
     →「マル」なら常に「マル」のみで呼ぶようにします。
  • 愛称やあだ名は使わないようにする(特に覚えるまでは)
     → 慣れるまでは変化のない名前を徹底しましょう。
  • 呼ぶトーンやタイミングもできるだけ一定にする
     → 毎回同じように呼ぶことで、猫の認識が安定します。

猫はどのくらいで名前を覚える?覚える時期と反応のサインを解説

猫に名前をつけたあと、「いつになったら反応してくれるの?」と気になる飼い主さんは多いでしょう。猫が名前を覚えるスピードには個体差がありますが、早い猫なら2〜3週間、平均で1〜3ヶ月程度が目安です。

ここでは、猫が名前を覚えるまでにかかる期間や、反応し始めるサインについて解説します。

猫が名前を覚えるまでの期間は?

一般的には以下のような期間が目です!

  • 早い猫:2〜3週間で反応が見られる
  • 平均的な猫:1〜2ヶ月ほどで徐々に認識
  • 慎重な性格の猫や保護猫など:3ヶ月以上かかる場合もあり

猫の性格や年齢、家庭環境、しつけの方法によって覚えるスピードは大きく異なります。特に子猫のほうが学習吸収が早い傾向にありますが、大人の猫でもしっかりと時間をかければ覚えてくれます。

名前を覚えたサインとは?

猫が名前を覚えてきたときには、猫は以下のような行動を見せてくれます。

  • 呼ばれたときに耳がピクッと動く
  • 名前を呼ぶとこっちを見る・目を合わせる
  • 呼びかけに対して鳴き返す・しっぽを振る
  • 名前を呼ぶと近づいてくる・寄ってくる

これらの反応が見られたら、名前を覚え始めているサインなので大きな進歩だと考えてください🎵

ちなみに、犬の場合には特別なトレーニングをしなくても自然と名前を覚える場合が多いようです。また、覚えるスピードも猫よりも早く、生後3~4カ月頃には自分の名前を理解できるようになります。

まとめ:猫と信頼関係を深めながら、楽しく名前を覚えさせよう

猫に名前を覚えさせるには、以下の5つのコツが重要です。

  1. 繰り返し名前を呼ぶ
  2. 良いことと結びつける
  3. 名前を呼んで叱らない
  4. 短くて呼びやすい名前をつける
  5. 家族全員で呼び方を統一する

焦らず、猫のペースに合わせて繰り返していくことで、少しずつ名前に反応するようになります。
名前を呼んでこちらを振り向いてくれる日を、ぜひ楽しみに待ちながら、愛猫との絆を育てていきましょう。

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