猫を飼うためには、いくつか事前に準備しておかなければいけないものがあります。
猫を初めて飼う人は、何を揃えておけば良いのか分からないと思いますので、今回は猫を飼うために最低限必要なものと、その時にかかる最低限の費用を説明します。
キャットフード
人間と同じく日々の食事は、猫が健康に生活をするためにとても重要です。
栄養バランスの崩れた食生活になると、病気になりやすかったり、肥満になったりもします。キャットフードは非常に多くの種類がありますので、猫の年齢や健康状態に応じて揃えてあげましょう。
体重により食事量も違いますが、小型の猫であれば、安いキャットフードで1カ月2,500円くらい、高いもので10,000円くらいの金額になります。
キャットフードは毎月必ず発生する出費になります。安いものでも健康に配慮されたキャットフードもありますので、家計に無理のない範囲で考えてあげると良いでしょう。
エサ入れ・水飲み容器
キャットフードの他に猫の健康を維持するためには、新鮮な水も欠かせません。
毎日朝と夕にキャットフードや水を交換してあげれるのであれば、器は何でも大丈夫です。私は100円ショップで購入したガラスの器を使っています。
プラスチックの容器は衛生上おススメしませんので、ガラスか陶磁器にしましょう。
１日中家を空ける可能性のあるのであれば、自動給餌機と自動給水機を用意しましょう。安いものであれば3,500円くらいで購入することもできます。
トイレ
猫は非常に清潔な動物ですので、トイレの準備は必須です。
トイレには様々な種類があります。猫にとっての快適さや、飼い主の防臭やお手入れのしやすさ、予算などによって選びましょう。
上記のように色々なタイプのものがあり、オープンタイプの安いものであれば、1,500円前後で購入することができます。
全自動トイレになると、最低でも30,000円以上はします。
猫砂
トイレとセットで必要になるのが猫砂です。
猫は自分の匂いを他の動物に嗅がれることを嫌うため、自身の排せつ物を砂に埋めて隠す習性があります。それができないと猫は大きなストレスを受け、健康に害を及ぼす可能性があるので、猫砂をトイレの中に入れてあげる必要があります。
猫砂は以下のようにさまざまな素材から作られています。それぞれに特徴があるため、飼い主の生活に合うものを選ぶと良いでしょう。
ホームセンターなどで8キログラム入っていて800円前後くらいから購入することができ、排せつ量や回数にもよりますが、約１カ月近くもちます。
最近の商品は良質なため、安いものでも十分な消臭効果があります。私が使っているものも一番安い紙製のものですが、特別匂いが気になるようなことはありません。
猫用の爪切り
猫の爪を定期的に切らないと、人間をひっかいて怪我させてしまったり、カーテンを引き裂いたり、家具を傷つけたりしてしまったり、伸びた爪が巻き爪になり、肉球に刺さり怪我をすることもあります。
動物病院で切ってもらうことも可能ですが、頻繁に行かなければならないため、都度お金がかかります。そのため、自宅で切る習慣を、猫も飼い主も身に付けた方が賢明でしょう。
人間用の爪切りでも切ることはできますが、慣れないうちは安全な猫用の爪切りを使うと良いでしょう。1,000円程度で購入することができます。
ちなみに動物病院で爪切りをしてもらうと、１回800円前後します。月２回×年12カ月で20,000円前後します。高い・・・
キャリーバッグ
病院への通院時などにはキャリーバッグに入れて移動することになります。
猫は犬のように人間の後をついてきませんし、抱っこをして外出することが難しいため、外出する際にはキャリーバッグは必須アイテムになります。
大きさはさまざまですが、子猫の時のサイズに合わせて購入すると、大きくなってから狭くて使えませんので、成長を見越した大きさのものを用意しましょう。
安いもので2,500円前後で購入することが可能です。
まとめ
以上は、猫を飼う前にそろえておきたい最低限のものです。
安いものであれば、ひとまず10,000円あれば揃えることができそうですね。
また、必要に応じて「ゲージ」「猫用のベッド」「おかし」「おもちゃ」「グルーミング用品」「キャットタワー」「爪とぎ」「掃除道具」「首輪」「シャンプー」などをそろえるこおで、猫にとっても飼い主にとってもより快適な生活になります。
コメント