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猫のトイレのしつけはどうしたらいいの? 猫にトイレの場所を覚えさせる簡単な方法

猫のしつけ
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こんにちは「ほこり」です

今回は猫のトイレのしつけの仕方について説明をします。

この記事を読んでいる人は、猫のトイレのしつけが上手くいかなくて困っている人が多いのではないでしょうか?

でも安心してください!猫のトイレのしつけは、コツさえ掴むととても簡単です。

猫のトイレのしつけが簡単な理由

猫のトイレのしつけは以下の理由からとても簡単にすることができます。

猫は本能的に排泄物を隠す習性がある

猫の祖先は砂漠で暮らしていたため、サラサラした砂の上で用を足しており、さらに敵に自分の存在を悟られないようにするため、排泄物は砂に埋めて隠す習性がありました。

そのため猫砂の入ったトイレを用意するだけで、「それがトイレだ」と認識をすることができる場合もあり、砂を掘る、埋めるという行動も自然に出来きるようになるのです。

猫は学習能力が高い

猫は観察力と記憶力が優れているため、一度見たことや経験したことをよく覚えており環境に対して素早く適応できる動物です。

そのため一度トイレと認識することができれば、毎回同じ場所で繰り返し排泄することができるようになり、覚えの早い猫であれば1日で覚えることもできます。

こう見えても賢いんですー

トイレのしつけの仕方を解説

この順番でトイレをしつけると

すぐに覚えてくれますよ

STEP1 必要なものを準備する

まずは猫が快適に排泄することができるように物を揃えましょう。

猫用のトイレ本体

猫用のトイレにはさまざまな種類があり、猫の性格や飼い主のライフスタイルによって合うものを選びましょう。

猫砂

前述した通り、猫は砂の上で排泄をする習性があり、猫砂とはそのような猫の習性を利用した人工的な砂で、紙・木・おから・鉱物などで作られています。

猫砂にはおしっこを吸い取って排泄物を吸収し掃除をしやすくしてくれたり、排泄物の臭いを抑えるという効果もあります。

スコップ

猫砂にした排泄物を取り除くために使います。トイレ本体を購入した時に一緒についている場合も多く、それほど物にこだわる必要はありません。

消臭・清掃用品

猫の排泄物はにおいが強いため、消臭剤や消臭効果のあるアイテムがあると役立ちます。

においが残ると猫が嫌がったり、汚れたままのトイレは菌が繁殖しやすく猫の健康に悪影響を与える可能性もあるため、におい対策や清潔維持のための道具を揃えておきましょう。

→【参考記事】猫を飼うために最低限必要な物 準備にかかる最低限の費用も解説

STEP2 トイレを置く場所を決める

必要なものを揃えたら

トイレを置く場所を決めましょう

トイレを置く場所は、猫が落ち着いて安心して排泄をすることができるように、静かで清潔な場所が理想です。

  • 静かで落ち着ける場所(騒音や人の出入りが少ない部屋の隅など)
  • 人目につきにくい場所
  • ご飯や水の場所から離す(本能的に食事の場所の近くでの排泄は嫌がるため、最低でも1~2m以上は離す)
  • 換気がしやすく掃除のしやすい場所(臭いや汚れを溜めないために、風通しが良く掃除しやすい場所がベスト)

逆に以下のような場所は極力避けましょう。

  • 洗濯機や掃除機のそばなど、大きな音がするものの近く
  • ドアのすぐ横など落ち着かない場所
  • 人間のトイレの真横などの不衛生な場所

STEP3 猫砂に汚れた猫砂を混ぜる

猫をお迎えする時に、お迎え先(ペットショップ・ブリーダー・保護猫カフェなど)に、「今まで使っていたおしっこがかかっている部分の猫砂を分けてください」とお願いし、猫と一緒に家に持って帰りましょう。

家に着いたら汚れた猫砂を新しい砂の上に、パラっとかけおきます。

猫はにおいに敏感な動物なので、自分のおしっこしたものをトイレに混ぜてあげることで、トイレを覚えるスピードが格段と速まります。

汚れた猫砂がない場合

おしっこを失敗して拭いたティッシュやシートを

切り刻んで猫砂の上にかけおくのでもOKだよ

STEP4 トレイのサインが出たらトイレに連れていく

トイレサインがあった際に、抱きかかえてトイレの中に猫を置きましょう。

猫のトイレサインには次のようなものがあります。

  • 床や家具のにおいをクンクン嗅ぐ(排泄場所を探している)
  • その場でクルクル回る(排泄体制に入る前の準備行動)
  • 床をひっかくいて、砂を掘るような動作をする(排泄をするサイン)
  • 中腰の姿勢になる(おしっこやウンチをする直前の体勢)

排泄は寝起きや食後が多いよ~

上記のことを何度か繰り返し行うことで、猫のトイレのしつけは完了です。

トイレのしつけ時の注意事項

トイレのしつけをしている最中には注意をしなければいけないことがいくつかあります。

失敗した時に猫をしからない

トイレの場所を覚えるまでに、失敗して床などでしてしまったとしても決して叱らないようにしましょう。

「排泄したこと自体を叱られた」と勘違いをしてしまい、排泄すること自体を我慢してしまう可能性があり、膀胱炎などの病気になってしまう場合があります。

失敗した場所はきれいに掃除をする

失敗して床などでしてしまった場合には、その場所は徹底的に掃除をしてにおいが残らないようにしましょう。自分の排泄物のにおいが残っていると、その場所をトイレと思い込んでしまい猫はまた同じ場所でしてしまいます。

トレイを清潔に保つ

猫はきれい好きな動物なため、トイレが汚いとその場所ではしてくれず、違う場所でしてしまいます。

排泄物が残っていない清潔な状態を保つため、排泄物を早めに取り除くようにし、2、3週間おきに猫砂を捨てて容器を洗ってあげるようにしましょう。もしもゲージ内にトイレを入れているのであれば、ゲージも同様に掃除してあげる必要があります。

トイレの掃除って地味に大変なんだね

猫のしつけについて

他の記事も参考にしてください

まとめ

猫は元々の習性からトイレのしつけが簡単な動物です。

  1. 必要なものを準備する
  2. トイレを置く場所を決める
  3. 猫砂に汚れた猫砂を混ぜる
  4. トレイのサインが出たらトイレに連れていく

という順序をおってしつけをすることで、長くても1週間あればトイレの場所を覚えてくれます。失敗しても決して叱らず、トイレを清潔に保ってあげ猫の気持ちになって環境を整えてあげてください。

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